先日行った地元の鰻屋さんでなんとなく感じたことをびぼうろく。
わりと有名でいつもお客さんでいっぱいなお店です。
おじゃまします
オーダーしたのは
うな重の上 ¥3,400-なのですが
なんだか鰻の価格はだいぶ高騰していますね。
もちろん承知の上で頼んでいます。
先に運んでいただいた自家製の胡麻豆腐
運ばれてきました
相変わらず美味しい鰻をいただきました。ごちそうさま~
ただね
去年の暮れのお伊勢参りのときにいただいた鰻のことが
まだまだ五感に残っているのですよね。そうとうインパクトがあったのです
お店を比べるのではなく、あくまでも食材の鰻に関してなのですが
今回いただいた鰻はなんとなく元気がなかったです。
お亡くなりになってる鰻に対して「元気がない」などとは失礼じゃないか!
そんな声も聞こえてきそうですが
「鰻に元気がない」というのが正直な感想なので仕方ありません。
鰻は絶滅危惧種なのよね…
鰻をいただく時にふっと頭によぎることです。
じわじわ…じわじわと来てませんか?鰻の絶滅。
まるでニッポン人の運命のようです。
絶滅危惧種ニホンウナギの稚魚シラスウナギが今期は極度の不漁で、国内外での漁獲量が前期の同じころと比べて1%程度と低迷している。漁は4月ごろまで続くが、このまま推移すれば過去最低の漁獲量となりかねない(by毎日新聞2018年1月15日)
ウナギ稚魚の超不漁。
1月の時点で前年の100分の1しか摂れていないとは…
ほんとうはのん気に食べてるレベルじゃないのですよね。
ちなみにこのままだと10年後には鰻の価格は今よりさらに2倍になる
などと予想される方もおられるようですが
それ以前になにか対策をとらなければ食べることさえできなくなりそう。
養殖技術はまだ追いついてないのでしょうか。
さあどうなる?
でもさ
ニッポン人の同調バイアス志向を考えたら
あまり絶滅というワードを使いすぎると
はっ、絶滅してしまう前にたくさん食べておかねば!
みたいな
まとめ買いならぬまとめ喰いに走ってさらに絶滅の危機に…
なんてことにもなりかねません。
あまり騒ぎ立てない方が鰻のためなのかもしれないですね。
蘇れ!うなぎ
*ぽこ*