*ぽこあぽこ*日記

10年後に笑っていたいから

アマゾンプライムビデオ鑑賞【日本のいちばん長い日】

 

映画って3回くらい繰り返して観ると細かいところまでみえてきますね。

特にセリフやカット割りが多い作品は

そしてきっと、3回くらいまでが丁度いい。

若い頃、キアヌ・リーブスにハマっていた時期があって

彼の同じ作品を10回くらい繰り返して観ていたら逆にアラが気になるようになってしまった事がありました。

 

今回アマゾンプライムビデオで鑑賞したのは↓↓↓↓↓

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日本のいちばん長い日 (監督 半田眞人)

 

戦争終結させるためだけの内閣が組閣される場面からはじまります

1967年にいちど映画化された作品のリメイク版なのです。

なので名作とされる岡本喜八版とはどうしても比べられてしまうようですね。

わたしは岡本喜八版を観ていないので初めての相手という新鮮な気持ちで観了しましたが。

そして今回、映画館で観たときには気づかなかったり理解できなかった

登場人物の心理描写や当時のお国事情を改めて掴むことができました。

戦後73年が経ちましたが

どうして(大東亜)戦争が始まってしまったのか、勃発せざるを得なかったのか

そしてどのようにタガの外れてしまったニッポンがこの戦争を終結できたのか

肝心な部分がモヤっとフィルターにかけられたまま

「戦争反対」というワードだけがわたしたちの中に刷り込まれているような気がして

個人的にとても不安な気持ちを抱いています。

 

なぜメディアは相変わらず戦争を感情的に忌み嫌うような報道のみをするのでしょう。

毎年毎年「戦争=ダメ」止まりのドキュメント。

誰だって戦争など経験したくないじゃないですか。そんなのわかりきってる。

まずはメディアが感情論から脱皮してくれないことには

二度と繰り返さないための「過去の戦争の検証」に世間が関心を持つハズもないでしょう。

それともそれが目的なのですか?国民が賢くなってしまうと困るのですか?

思わず勘ぐってしまうほど同じ場所を堂々巡りしているもどかしさです。

もうね

言い出したらキリがないメディアのことは置いといて…

以下、レビューではなくわたくしの個人的な感想とびぼうろくです。

ネタバレ注意。

 

阿南もうよい、わたくしには国体護持の確証がある

昭和天皇役であるモックン(本木雅弘)が

囁くように静かだけれども強い口調で発したために余計に印象に残るセリフであります。

セリフでもあり実際の陛下のお言葉でもあります。

ポツダム宣言をつきつけられたニッポンが

本土決戦無条件降伏か、収まりのつかない混乱した状況の中、発せられた言葉です。

このシーン、映画館で観た時はスルーしてしまったけれど

モックンのトーンを下げた静かな言葉とすべてを抱き参らせるような表情が

昭和天皇の強い覚悟の表れである印象深いシーンだったということに気付きました。

モックンの昭和天皇は今さらながら素晴らしいです。

役作りをするにあたって監督からは「モノマネをする必要はない」と言われたそう。

それでもわたしのイメージする昭和天皇に限りなく近い。

彼は昭和天皇を演じるにあたってこんなことを考えたそう。

 

「一個人を超えて

傷ついた日本を全霊で抱擁するにあたって

胸のあたりにダイヤモンドのように

透明で硬い意志を抱えているとイメージしました」

 

演じるにあたって昭和天皇のことをそうとう勉強されたのでしょう。

声のトーンも

「シーンによってはもう少し強く言った方がいいかと試したが

どうも感情が過ぎると響かなくなるような気がして苦労した」とおっしゃってます。

 

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そもそも

天皇は独裁者ではないばかりか

自らの意志で政治権力を行使することなどできない立場だったということ

多くの人は知っているのでしょうか。

天皇が自らの意志で戦争を回避すべきだった」などと戦争責任論を主張する人は

明治憲法下での天皇の地位を理解しているのでしょうか。

 

この人もね(怒)

  

当時の内閣は

戦争をどうにか終わらせるために法律を破って

天皇の「聖断」に頼ったのです。

こうでもしなければ戦争は止まらなかった。

陸軍大臣の阿南は陸軍の混乱を鎮めるために全てを背負って切腹しています。

そして

本土決戦まで突き進んでいだらニッポンという国は消滅していたでしょう。

かといって

国体護持が保たれなければやはりニッポンという国は消滅してしまうでしょう。

2000年以上も継続する、キングでもエンペラーでもない、実権のない無私の主君の存在が

世界的に見てもいかに稀で貴重な存在であるか

ほんとうはこの経験から今の時代のわたしたちが実感しなければならないこと。

それなのに

戦後、世の中は真逆へ。なぜか昭和天皇は諸悪の根源とされ語られるのもタブーになってしまいました。

いくら一個人を超えた存在であったとしても

時に政治ショーのネタのように扱われることにはどれほど心を痛めておられたでしょう。

 

昭和天皇はほんとうに国体護持の確証があったのでしょうか

何かに裏打ちされた言葉であったのか…ご存知の方おられますか?

己の覚悟だけで

戦争を終結させるためにハッタリをかましたのでしょうか。

この時の昭和天皇の想いを想像するとひじょうに胸が痛くなります。

後に昭和天皇はマッカーサ元帥と会見を行いますが

天皇が自らの保身と命乞いをするであろうと予想していた彼は

誇りを失わず、民族の象徴としての責任を全うした昭和天皇に対して

想定外に感動したため会見後は玄関まで見送りをしたのだそうです。

 

強引にまとめ  

気付いたらとっくに2000文字超えてしまっていました。

ほんとうは首相の鈴木貫太郎を演じた山崎努

陸軍大臣阿南惟幾(あなみこれちか)を演じた役所広司

目つきヤバい青年将校を好演した松坂桃李

びぼうろくしておきたいことがまだまだあるのですが…

このあたりでいったん〆ておきます。

なんとなく

この記事は、はてなブログのカラーではないかもしれないので

ツイッターとも連携せずにひっそりとアップしようと思っているところ。

いちおう空気を読みます…

ここまで辛抱強く読んで下さった方、ありがとうございました。

 

*ぽこ*

 

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